みやじ整骨院コラム

2020.01.20更新

「筋トレしても、なかなか筋肉がつかない」という悩みを

耳にすることがあります。

 

筋トレの効果が出ない原因は、大きく分けて3つあります。

 

「なかなか体に変化が出てこない」と悩んでいる方は、

自分に当てはまっていないかチェックしてみて下さい。

 

 

間違え1:間違えた方法で行っている

 

よくあるのが、間違った筋トレをしているケースです。

 

正しいフォームを意識せず、ただがむしゃらに筋トレを

やっているだけでは、当然効果は出ません。

 

以下の3つのポイントに気をつけてください。

  1.動作中は、常に腹筋に力を入れて、「体幹」を安定させる。
  2.勢いや反動をつかわずにじっくり動作する。
  3.指先、つま先までしっかりと意識する。

 この3つのポイントを頭に入れて実践してみて下さい。

 

よくある失敗例をご紹介していきます。

 

例としてあげるのは、初心者でも取り組みやすい

体幹トレーニングの「アブアイソトリック」です。

 

「アブアイソトリック」は、腹筋より簡単なのに、

お腹をへこませる効果の高さで、評価の高い種目です。

 

しかし、やり方を間違えていて、肝心の腹筋をきちんと

使えていないケースもよく見られます。

 

 

■正しいポーズ

 

アブ
     正しいアブアイソトリックの姿勢

 

両ひじとつま先を床につけ、体を一直線に保つ。このままの姿勢で30秒静止。

 

 

■よくある間違い1

 

アブ1
     お尻が落ちないようにキープする

 

お尻が落ちているパターン。

しっかりと腹筋に力を込めて、体を一直線にさせましょう。

 

 

■よくある間違い2

 

アブ2
    お尻が上がってしまうと、腹筋に効かない

 

お尻が上がりすぎてもNG。

体幹を安定させて全身のフォームを意識することが大切です。

 

 

 

間違え2:「回数」や「大きな動き」に重点を置いている


例えば、多くの人になじみのあるスクワットの場合、単純に屈伸して、

たくさん回数をこなせば、筋力アップするかというと、そうではなく、

正しいポーズで筋力に適切な負荷をかけないと、効果を最大限

実感することができません。

 

スクワットは、単にヒザを曲げるだけの運動ではないのです。

 

 

■本当に効くスクワット法

 

スク
   ポイントはお尻を突き出すこと

 

スクワットは、お尻を後ろへ突き出すようにして沈みこむのが正解。

その際、反り腰にならないよう、背筋はピンと伸ばしてください。

 

 

■よくある失敗例

 

スク1
  ただしゃがむだけではNG!

 

直立姿勢からヒザを曲げるだけではNG。

体を沈みこませる時に、ヒザがつま先より前に出ないようにします。

「動作はゆっくり」が基本です。

 

 

大きく動作したり、回数を増やすと効果があるという思い込みがよく見られます。

 

間違ったフォームで筋トレをして体力的に疲れても、筋肉に

必要な刺激が与えられているとは限りません。

 

「筋肉を正しく刺激できているか」を常に意識するようにしましょう。

 

 

間違え3:筋トレの頻度が足りない


筋トレの頻度が足りないのも、「筋トレの効果が出ない」

と悩む人に意外と多いケースです。

 

筋トレの効果を実感したい場合、毎日やる必要はありません。

 

しかし、1週間に1度のトレーニングでは、筋肉量が増えていきません。

 

前回のトレーニングから1週間空けてしまうと、筋繊維の

自然修復により筋肉がより太くなる「超回復」の周期を

うまく活用できなくなるからです。

 

理想は1週間に3回、最低でも20分以上のトレーニングをすることです。

 

20分以上の時間がとれないときは、トレーニング時間は短縮しても構いません。

 

そのようにして、コンスタントに筋トレを続けていくと

3ヵ月過ぎるころには効果が体に表れてきます。

 

以上、筋トレの効果が出ない3つの間違えとなります。

 

正しい筋トレで、美しく健康な体を手に入れてください。

 

投稿者: みやじ整骨院