みやじ整骨院コラム

2018.02.26更新

 


 風邪予防といえば「手洗い・うがい・加湿」などが思い浮かぶ方も多いと思いますが、

実は、オーラルケアにも風邪予防の効果があることをご存知でしょうか?

 

 

朝起きた時の口が1日の中で最も汚い


皆さんは、朝起きてから、朝食をとる前にうがいをしていますか?

 

実は、朝起きて直ぐの口の中は、おおよそ1兆個近くの細菌が繁殖しています。


1兆個の細菌といいますと、あまり想像がつきにくいかと思いますが、

ヒトの大便や肛門と同じくらいの量の細菌が付着していることになります。

 

朝食後に歯磨きをされる方が多いと思いますが、起床後すぐのうがい、

または歯磨きは、風邪予防に大きな効果があるのです。

 

 

どうして朝が1番汚いの?


では、どうして起床後の口の中に細菌が多いのでしょうか。

 

唾液には、殺菌作用や、粘膜を保護してくれる作用があります。


しかし、夜に寝ている間は、何かを飲んだり食べたりすることもないため、

口の中が刺激されにくく、唾液の分泌機能が低下してしまいがちです。

 

また、寝ている間は口呼吸をしやすいので、口の中がより乾燥してしまいます。

(特に鼻炎がある人やアルコールを飲んだ日の夜は口呼吸をしやすいので要注意です)


そのため、睡眠中は唾液による殺菌力が最も低下してしまいます。

 

すると細菌は大変繁殖しやすくなり、菌が体内に侵入しやすい環境が作られてしまうのです。

 

 

口を綺麗にして風邪予防


口の中で繁殖した菌は、口や喉などの粘膜を通って、感染し炎症反応を起こします。

 

朝、うがいせずに朝食を食べてしまうと、口の中の大量の菌を体内に取り込むことになります。


朝起きて直ぐのうがいは、夜の間に繁殖した細菌から身体を守る、

大変重要な風邪予防とされているのです。

 

 

清潔に口の状態を保つ方法


また、食後に歯磨きをしてから4時間経過すると、口の中の細菌は繁殖し、

歯磨きをする前とほぼ同じ量にまで繁殖しています。

 

ですが、毎食前後と就寝前後1日8回歯磨きをすることは大変時間と手間がかかりますね。


そんな時には、ちょっとした工夫で口の中を綺麗に保ちましょう。

 

・カテキンが含まれている緑茶を飲む。

・レモン水など酸味のある飲み物を飲む。

・すっぱいものを食べる。

・液体のマウスウォッシュを活用する。

 

など、唾液の分泌を促すことや、殺菌作用のあるものを摂取することで、

口の中の細菌の数を減らすことができ、菌が増殖しすぎることを防ぎます。

 

口の中の清潔を保って、冬場の風邪から身体を守りましょう。

 

投稿者: みやじ整骨院

2018.02.19更新

 

乾燥が気になるこれからの季節、空調が効いたオフィスの中は

特に空気が乾燥しやすい環境です。


オフィス内の温度や湿度は労働安全衛生法に基づく厚生労働省令として

事務所衛生基準規則が定められており、室温は17度〜28度湿度は40%〜70%

になるように努めなければなりません。

 

乾燥対策としてオフィスだけでなく各家庭でも加湿器を置くのは

当たり前となりつつありますが、加湿器が原因で引き起こしている

病気があることをご存知でしょうか。


健康のために使っていたはずの加湿器が、健康に悪影響を

与えていた……などということにならないためには一体どうしたらよいのでしょう。

 

 

加湿器病とは

 

「加湿器病」または「加湿器肺炎」。


専門用語では「過敏性肺臓炎」と呼ぶアレルギー性の肺の病気です。


加湿器から放出される細菌やカビなどの微生物を長期にわたって

吸い込んだ場合に起こるアレルギー性の肺疾患です。

 

 

加湿器病の症状

 

風邪と似た症状で咳・発熱・悪寒・全身倦怠感などですが、

アレルギー性の疾患であることから鼻水やくしゃみが同時に出る方もいるようです。


アレルギー反応が激しい場合には呼吸困難を起こすこともあります。

 

 

原因は水の継ぎ足しと掃除不足

 

水を継ぎ足し継ぎ足し使用することで、タンク中や本体の水に細菌、

カビなどの微生物が繁殖しやすくなり、その微生物を食べるアメーバも繁殖し、

これらの細菌が混ざった水が空気中にバラ撒かれることにより

口や鼻から吸い込む事で加湿器病にかかります。


特に超音波式の加湿器は、熱を加えず超音波による振動で水を放出するため

タンク内の雑菌も一緒に放出してしまうので注意が必要です。

 

 

対処法

 

加湿器病を予防するのにもっとも大事なことは、

こまめに掃除をすることです!


特にオフィスの加湿器の場合は、機械そのものが大きかったり、

担当する人が決まっていなかったりという理由で、

毎日掃除をすることが難しい……ということもあると思います。

 

しかし、雑菌やカビを吸っていると思えば、

洗う頻度は増えるのではないでしょうか。


また、最近では加湿器用の除菌剤が販売されていますので、

こうしたものを活用するのも便利だと思います。


洗剤などを用いた丁寧な掃除は、加湿器の種類にもよりますが、

週に1回~月に1回程度当番制を導入するなど工夫するとよいでしょう。

 

こまめな掃除以外にも、使う度にきれいな水を入れる

使用後は中の水を捨てて乾燥させることも大切です。

 

 

浄水器の水と水道水はどちらがいいの?

 


きれいなお水と聞くと浄水器を通した水と思われるかもしれませんが、

浄水器を通した水は、塩素など水道水をきれいに保つために

配合されている成分が抜けてしまいます。


もちろん飲み水としては美味しいですが、加湿器などのタンクの中に

貯めておく水としては好ましくありません。

 

細菌やカビが繁殖しやすい水のため、雑菌を空気中にばら撒いてしまいます。

 

タンクの水は水道水を使い、継ぎ足しはせずに使い終わったら

中の水は毎回捨てましょう。

 

 

投稿者: みやじ整骨院

2018.02.13更新

 

トイレの後の手洗いが習慣化していない人が15%超も

 

消費者庁が2015年10月に行った調査では、トイレの後に手洗いをしない人が

15%超いることが判明しました。

 

幼い頃から当たり前のようにしつけられるため、多くの人にとって「なぜ手洗いをするのか」を

真剣に考える機会は少ないのかもしれません。

 

今回は、改めてトイレ後に手を洗わないことの具体的なリスクについて解説します。

 

 

ドアノブや手すり、つり革等で広がるウイルス感染

 

食中毒や風邪など、感染症の原因の大半はウイルス。そして、そのウイルス感染の多くは、

人が媒介することで拡散されているのです。

 

ドアノブや手すり、つり革など目に見えないところに付着しているウイルスが“手”を介して、

眼や鼻、口に触れた際に体内に侵入し、感染していきます。

 

例えば、冬場に多いノロウイルスによる食中毒は、細菌による食中毒に対して、

発生件数に対する患者数が何倍も多いことが知られています。

 

最初に汚染された食物から感染した人よりも、発症した人の嘔吐物や糞便などを

介して二次的に感染する人のほうが圧倒的に多いのです。

 

現に、家庭で一人がウイルス性腸炎を発症すると、家庭内でも次々と

ウイルス性腸炎を引き起こします。

 

家庭内にウイルスが蔓延しているため、接触する機会が多いほど感染しやすいからです。

 

また保育園や老人施設など、免疫力が低下している人が多い場所ほど、

容易に人から人へ感染が広がっていきやすい傾向にあります。

 

 

トイレで二次感染リスクが高い「ノロウイルス」

 

食中毒の原因数として最も多いノロウイルスが増殖する場所は、人の小腸内です。

 

つまり、感染した人の便は、何倍もの増殖したウイルスが満ち溢れているのです。

 

感染した便内には、1gあたり数億個のウイルスが含まれていると言われており、

そのうちの10~100個程度が体内に入っただけでも感染が引き起こされます。

 

ノロウイルスに感染しても、自覚症状がない人や軽い下痢のみで

腸炎と気付かない人も存在します。

 

一旦感染すると1~2週間、人によっては1ヵ月程度便中に菌を排出し続けます。

 

不特定多数の人が利用するトイレは、二次感染するリスクがかなり高い場所といえます。

 

 

通常のトイレで腸管出血性大腸菌に感染する可能性も……

 

ノロウイルスほど多くはありませんが、腹痛や下痢、血便などの激しい症状を引き起こす

腸管出血性大腸菌感染(O111やO157など)に感染するリスクもあります。

 

腸管出血性大腸菌に感染しても症状がないか軽い人も存在し、

通常のトイレでも感染のリスクがあるのです。

 

なお、大腸菌といってもわたしたちの体内にいる大腸菌のほとんどは、

大腸内にいる限りは通常無害です。

 

腸炎を引き起こす腸管出血性大腸菌は、牛などの腸内に多く存在しています。

 

一部の有害な“病原性”を持った大腸菌が体内に入った場合に問題となります。

 

 

「大」だけでなく「小」の後も手洗いが重要な理由

 

ここまでの内容では、大便が主な感染源になっているため、ひょっとしたら

「小便の後は手を洗わなくても良いのでは?」と思った方もいるかもしれません。

 

しかし、やっぱり小便の後も手を洗う必要があります。

 

理由としては、まず第一に、先述した通りトイレ自体に菌が多く、

感染リスクが非常に高い場所だということが挙げられます。

 

また、男性の場合も小便の際には、皮膚にある黄色ブドウ球菌が手に付着します。

 

出たばかりの尿はきれいですが、時間がたつと菌が増殖し、

尿の成分が分解したり腐ったりすることで臭いを放つようになります。

 

以上の理由により、小便後も手洗いを行った方がよいのです。

 

 

トイレ以外でも風邪予防などに手洗い習慣が効果的

 

ノロウイルス感染以外にも、インフルエンザや風邪の予防にも手洗いは効果的です。

 

トイレの後はもちろんですが、それ以外でも手洗いの習慣をつけるようにしましょう。

 

特に近年は飲食店からの食中毒が増加しています。

 

ノロウイルス感染に気付かずに調理をした料理人から、

大量の食中毒患者が発生した事例も報告されています。

 

食品を扱うときにも注意が必要です。

 

 

 ・トイレの後
 ・帰宅時
 ・人ごみから出た後
 ・咳やクシャミを手で押さえた後
 ・食事の前
 ・食品を扱うとき

 

 

正しい手洗いの仕方・手順・方法

 

水だけでサッと洗い流している人もいますが、それだけでは効果は不十分です。

 

石鹸を使って強めにもみ洗いして、物理的に菌やウイルスを落とすようにしましょう。

 

 

 1.まず手指を流水でぬらす
 2.せっけん液を適量手のひらにに取り出す
 3.手のひらと手のひらをすり合わせよく泡立てる
 4.手の甲をもう片方の手のひらでもみ洗う(両手)
 5.指を組んで両手の指の間をもみあらう
 6.親指をもう片方の手で包みもみ洗う(両手)
 7.指先をもう片方の手のひらでもみ洗う(両手)
 8.両手首までていねいにもみ洗う
 9.流水でよくすすぐ
 10.ペーパータオルでよく水気をふきとる

 

 

手洗いをしないことで起きるリスクをしっかりと理解し、まだの方は今日から手洗いの習慣化を。

正しい手洗いを実践して、感染症予防に活かしましょう。

投稿者: みやじ整骨院

2018.02.10更新

 

マスクの感染予防効果…ウイルスはマスクの穴を通り抜ける?

 

 

「風邪を引いてしまった……」「風邪を予防したい!」

そんな時、大概の方がマスクを着用して外出するでしょう。

 

感染予防のためにマスクを着用することは、

私たちの間で習慣化された共通認識となっています。

 

しかし、マスクの着用によってウイルスの侵入は本当に防げるのでしょうか?

 

ウイルスとマスクの穴の大きさ……と言われても、そう簡単にイメージできるものではありません。

 

そこで、「ウイルス」と「マスクの穴」を金魚すくいに例え、

マスクの感染予防率について説明したいと思います。

 

 

マスクの穴の大きさはインフルエンザウイルスの「約50倍」 

 

 

ウイルスにもいろいろありますが、インフルエンザウイルスについて、考えてみましょう。

 

インフルエンザウイルスの大きさは約0.1μm(マイクロメートル)、

一般的なマスクの穴の大きさは約5μmです。

 

ちなみに、1μmは1mmの1000分の1。

 

つまり、マスクの穴の大きさはインフルエンザウイルスの「約50倍」となります。

 

ここで、金魚すくいに例えてみます。

 

ウイルスを「金魚」、マスクの穴を「金魚すくいポイ(金魚すくいの網)」とすると、

4cmの金魚をすくうのに、それに対応する金魚すくいポイの大きさは50倍の200cmになります。

しかも、この金魚すくいポイは紙が貼っていないただの枠の状態なのです。

 

この巨大な金魚すくいポイでは、何回やってもウイルスという金魚をすくうことは難しいのです。

 

通常のウイルスは0.3μm以下であり、マスクの穴ぐらい簡単にすり抜けてしまいます。

ノロウイルスに関しては、さらに小さく0.03μmしかありません。

 

一方で、ウイルスに比べると、スギ花粉は約30μmと大変大きく、

非常に小さい粒子状物質PM2.5でも約2.5μmもあるのです。

 

インフルエンザウイルスを4cmの金魚とすると、PM2.5は1mのブリ、

スギ花粉は12mのジンベイザメほどの大きさになるのです。

 

マスクの穴の大きさは約5μmなので、スギ花粉はマスクの穴を通り抜けられないことになります。

 

 

マスクに万全の感染予防効果はないが「咳エチケット」には大切


 
説明してきた通り、マスクに感染予防効果はそこまで期待はできません。

しかし、咳をした際のウイルスは唾液と共に飛散するため、

マスクは咳エチケットとしては有効な道具です。

 

ウイルスが0.3μmであるのに対し、唾液は約5μmと大きいため、

マスクの着用により侵入を防ぐことができるのです。

 

厚生労働省が作成した『新型インフルエンザ等対策ガイドライン』にも以下のように記載されています。

 

  感染防止
   発症した者がマスクをすることによって他の者への感染機会を減少させる効果は認められており、

   自らが発症した場合にはマスクは着用することが必要である。

   他方、まだ感染していない者がウイルスの吸い込みを完全に防ぐという

   明確な科学的根拠はないため、マスクを着用することのみによる防御を過信せず、

   手洗いの励行や人混みを避けることなどの他の感染対策も講じる必要がある。

 

               『新型インフルエンザ等対策ガイドライン(平成25年6月26日作成

                 平成28年3月25日 一部改定)』より

 

 

欧米では日本のような文化がないため、症状もないのにマスクをしていると

重病人と勘違いされることもあるようです。

 

ガイドラインにもあるように、感染防止にはマスクを過信せず、

手洗いや人ごみを避けるなど他の感染対策も必要といえるでしょう。

 

 

投稿者: みやじ整骨院

2018.02.05更新

 

ますます寒さが厳しくなり、冷え込む日々が増えてきました。

 

オフィスでエアコンをつけるだけではもの足りなく感じてヒーターを足元に置いたり、

自宅ではホットカーペットの上でうとうとしたり……。

 

気がつかないうちに「低温やけど」になっている可能性があります!


かゆいお肌も原因は乾燥ではなく、低温やけどなのでは?

 

 

「低温やけど」とは


正しくは「低温熱傷」といいます。


普段であればやけどしないような、体温より少し高めの温度(44℃~50℃)のものに長時間、

直接触れ続けることによって発生します。

 

 

低温やけどの特徴


自覚症状がないまま、やけどが進行してしまう場合が多いです。


気がついたときには皮膚の深い組織にまでダメージを受けている場合が多く、

そうした場合は手術が必要となったり、感染症にかかりやすくなったりする場合があります。


普通のやけどよりも治りにくく、重症になることが多いです。

 

 

原因になりやすいもの


低温やけどの原因となりやすいものをまとめました。


どれもちょっと触ったくらいではやけどの原因にならない暖房器具ばかりです。


高温になることが少なく、手軽に扱うことができる反面、低温やけどの注意が必要となります。

 

・ 湯たんぽ
・ 使い捨てカイロ
・ ストーブ
・ ホットカーペット
・ 温風ヒーター
・ 電気毛布 など

 

 

予防法


・湯たんぽ
就寝前に布団に湯たんぽをいれて温めておき、就寝時には取り出します。
あくまでも、湯たんぽは布団を温めるものであり、体を直接温めるものではないことに注意しましょう。
また、厚手のタオルや専用カバーを使用しても低温やけどになるおそれがありますので、長時間の使用は控えてください。

 

・使い捨てカイロ
使用期限は必ず守りましょう。また、使用方法も正しく守ってください。
貼るタイプのものは衣類の上から使用し、同じ箇所に長時間あたらないようにする。
さらにサポーターなどではさんだりして圧迫しないように気をつけましょう。
靴下用のものは靴下の上から使用し、他の部位に使用しないでください。

 

・ホットカーペット
カバーを使用し、電源を入れたまま眠らないようにしましょう。
自動で電源が切れるよう、タイマー機能があるものがおすすめです。

 

 

高温のものに触れたときは「あちっ!」とすぐに気がつくことが多いので対処もしやすいと思います。 

 

一方、低温やけどの場合は自覚症状がなく、見た目もはっきり「やけど」と

判断しづらいことが多いです。


「低温やけどになってしまったかな?」と思ったら、自己判断をせず、

医療機関を受診するようにしましょう。

 

暖房器具を正しく使って、寒い冬を乗り越えてくださいね。

 

投稿者: みやじ整骨院

2018.02.05更新

 

ますます寒さが厳しくなり、冷え込む日々が増えてきました。

 

オフィスでエアコンをつけるだけではもの足りなく感じてヒーターを足元に置いたり、

自宅ではホットカーペットの上でうとうとしたり……。

 

気がつかないうちに「低温やけど」になっている可能性があります!


かゆいお肌も原因は乾燥ではなく、低温やけどなのでは?

 

 

「低温やけど」とは


正しくは「低温熱傷」といいます。


普段であればやけどしないような、体温より少し高めの温度(44℃~50℃)のものに長時間、

直接触れ続けることによって発生します。

 

 

低温やけどの特徴


自覚症状がないまま、やけどが進行してしまう場合が多いです。


気がついたときには皮膚の深い組織にまでダメージを受けている場合が多く、

そうした場合は手術が必要となったり、感染症にかかりやすくなったりする場合があります。


普通のやけどよりも治りにくく、重症になることが多いです。

 

 

原因になりやすいもの


低温やけどの原因となりやすいものをまとめました。


どれもちょっと触ったくらいではやけどの原因にならない暖房器具ばかりです。


高温になることが少なく、手軽に扱うことができる反面、低温やけどの注意が必要となります。

 

・ 湯たんぽ
・ 使い捨てカイロ
・ ストーブ
・ ホットカーペット
・ 温風ヒーター
・ 電気毛布 など

 

 

予防法


・湯たんぽ
就寝前に布団に湯たんぽをいれて温めておき、就寝時には取り出します。
あくまでも、湯たんぽは布団を温めるものであり、体を直接温めるものではないことに注意しましょう。
また、厚手のタオルや専用カバーを使用しても低温やけどになるおそれがありますので、長時間の使用は控えてください。

 

・使い捨てカイロ
使用期限は必ず守りましょう。また、使用方法も正しく守ってください。
貼るタイプのものは衣類の上から使用し、同じ箇所に長時間あたらないようにする。
さらにサポーターなどではさんだりして圧迫しないように気をつけましょう。
靴下用のものは靴下の上から使用し、他の部位に使用しないでください。

 

・ホットカーペット
カバーを使用し、電源を入れたまま眠らないようにしましょう。
自動で電源が切れるよう、タイマー機能があるものがおすすめです。

 

 

高温のものに触れたときは「あちっ!」とすぐに気がつくことが多いので対処もしやすいと思います。 

 

一方、低温やけどの場合は自覚症状がなく、見た目もはっきり「やけど」と

判断しづらいことが多いです。


「低温やけどになってしまったかな?」と思ったら、自己判断をせず、

医療機関を受診するようにしましょう。

 

暖房器具を正しく使って、寒い冬を乗り越えてくださいね。

 

投稿者: みやじ整骨院