みやじ整骨院コラム

2018.12.03更新

食事の量は昔と変わらないのに、だんだん太ってきたという方、

それは代謝が落ちてきている証拠です。

 

基礎代謝とは、簡単に言えば生命維持に必要な

最小のエネルギー代謝量のことです。

 

人間は、心臓の拍動、体温の維持、呼吸、内臓の活動など生命維持に

必要な活動を絶えず行っているため、安静にしている状態でも、

エネルギーを消費しています。

 

 

基礎代謝には個人差がある

 

 

ハリス・ベネディクトの計算式と言う計算式を使って

自分の基礎代謝量を知ることができます。

 

ハリス・ベネディクト計算式
男性:66+13.7×体重kg+5.0×身長cm-6.8×年齢
女性:665+9.6×体重kg+1.7×身長cm-7.0×年齢

 

例えば、身長158cm、体重が60kg、年齢30歳、女性の場合

 

    (計算式)
      665+(9.6x60)+(1.7x158)-(7.0x30)=1728.6kcal

 

    一日の基礎代謝量(kcal)は、1728.6kcalとなります。

 

    また、基礎代謝量を0.6で割ると、一日に必要なカロリー摂取量がわかります。

 

    この場合、1728.6÷0.6=2881となり、2881kcalが一日に必要なカロリー量となります。

 

基礎代謝は、年齢、性別、体格、体温等により差が出て来ると言われ、

特に年齢が大きく影響します。

 

人間は、成長とともに基礎代謝が上がって行き、16~18歳頃にピークを迎えます。

 

その後、年齢を重ねるごとに下がっていき、40歳を過ぎたあたりから急激に低下します。

 

何もしなければ、加齢とともにどんどん下がっていく基礎代謝を上げるためには、

筋肉の量を増やし、消費エネルギー量を上げる必要があります。

 

 

大きな筋肉を意識する

 

 

筋肉の量を増やすといっても、小さな筋肉より、大きな筋肉を鍛えたほうが

基礎代謝を上げるのには効果があります。

 

まずは、腹筋と太ももを鍛えるスクワットから始められるとよろしいと思います。

 

普段から運動習慣のない人は、最初は無理をせず、軽めの回数からはじめて見てください。

 

 

投稿者: みやじ整骨院