ストレッチのやり方は、なんとなくわかっている。。
ストレッチを続けることの大切さも、なんとなくわかっている。。
でも、続けられない、続かない…。
これは世の中の健康志向の人の大半が感じていることではないでしょうか。
続けるための秘訣
ストレッチを生活の中での「あたりまえ」にしてしまえば、
続ける・続けないで悩むことなどなくなります。
続けるための秘訣はシンプルに以下の2つです。
★毎日やっている行為にひも付ける。
★ハードルを上げすぎない。
では簡単に説明していきます。
【毎日やっている行為にひも付ける】
ストレッチの続かない人の多くは「ストレッチ」という
行為を”単独”で捉えがちです。
考え方としては「食後→歯磨き」と同じ位置付けにすることが大切です。
たとえば「お風呂のあと→ストレッチ」や、
もっと細かくいけば「ドライヤーをかけたあと→ストレッチ」という
位置付けを行います。
毎日行う行動というのは、一人ひとり内容こそ違えど必ず存在しています。
その行動の後にストレッチをくっつけてしまいましょう。
そして可能であれば「ストレッチマット(ヨガマット)」だけ購入してみてください。
「お風呂のあと→ストレッチマットを敷く」
「ドライヤーをかけ終わったあと→ストレッチマットを敷く」
そうすると必ず何かしらのストレッチをやろう
という気持ちになってくるものです。
「ストレッチマットを敷く」という行為が
ストレッチをするキッカケになっていくわけです。
【ハードルを上げすぎない】
ストレッチマットを敷いたらとりあえずその上に座りましょう。
人間というのは基本的に怠惰な一面を持っています。
「つまらないこと」
「ストレスがかかること」
「嫌いなこと」
は徐々に日常行動の中から外されていきます。
だからこそ、ストレッチを「がんばる」のはNGです。
「柔軟性を上げるぞ!」という気持ちはもちろん大切ですが、
そう簡単には上がりません。
慢性的な運動不足で、なおかつストレッチ習慣のなかった人は、
筋肉だけでなく「筋膜」の線維配列がこわばってしまっている可能性があります。
筋膜コラーゲンの組織半減期(半分の生まれ変わり期間)は
およそ「300日」とも言われていますので、
1ヶ月程度では劇的変化はなかなか起こりません。
ちょっとずつ、ちょっとずつ…生活の中に組み込んでいけば、
ある時を境に「ストレッチをやらないと気持ちが悪い自分」になっていると思います。
その時にはきっと体の柔軟性も上がっているかと思います。
まとめ
ストレッチは「努力対象物」ではなく、あくまで「体のメンテナンス」です。
日常生活の中で習慣化し「続けたい」「続けなきゃいけない」の
マインドからいかに早く卒業するかが継続のコツです。
そのためには
★毎日やっている行為にひも付ける。
★ハードルを上げすぎない。
この2つが大切になります。
ぜひコツコツ続けていきましょう。