みやじ整骨院コラム

2018.05.23更新


 
歩くという行為は、非常に多くの健康効果が期待できることはご存知だと思います。

 

では、歩く時間が変わると、体の中ではどのような変化が見られるのでしょうか。

 

1分~5分
 
 
最初の1歩を踏み出すその瞬間から、歩くために身体を温めようとします。
 
 
歩き始めると、あなたの心拍数は、毎分70から100に上がり、

血液のめぐりが良くなることで、身体がすっと動くようになるでしょう。
 
 
たった5分間ですが、それだけで、うつ病になるリスクを減らし、

毎分3~4キロカロリーを消費し始めます。
 
  
 
6分~10分
 
 
この時点で、体は、毎分5~6キロカロリーを燃焼し始めます。
 
 
血液の循環が良くなり、運動中の筋肉にたくさんの酸素が送られるようになります。
 
 
歩いて行くにつれて、もっと長く運動できるように、

心臓や血管が血圧を調整してくれます。
 
 
ちなみに、認知症や、心臓病などのリスクを下げる

効果が出始めるのもこのくらいです。
 
 
 
10分~20分
 
 
10分~20分歩き続けると、さらに体温が上がり始め、

血行が良くなり、温まってきて、汗をかき始めます。
 
 
さらに呼吸が深くなり、毎分7キロカロリーを燃焼するようになります。
 
 
動脈硬化や、骨粗しょう症になるリスクが軽減します。
 
 
 
 
21分~45分
 
 
21分から45分歩くと、脳が天然の鎮痛成分であるエンドルフィンを

放出するので、ストレスから解放され、どんどんリラックスしていきます。
 
 
この段階になると、燃焼されるエネルギーがもっと増えて、

血液中のインスリンの値が大幅に低下していくことで、

糖尿病のリスクを軽減させます。
 
 
体重を減らしたい人や、モヤモヤした気持ちを抱えている人、

甘いものを好んで食べる人は、このくらい長く歩くのがおすすめです。
 
 
 
 
45分~60分
 
 
ここまで歩くと、体がジンジンと温まっていることを体感できます。
 
 
血流がされに良くなり、脂肪の燃焼が進み、

酸素が体内に行き渡るようになります。
 
 
それだけでなく、不要な脂肪が落ちて、

免疫力も高まります。
 
 
太陽の下で歩けばビタミンDも生成されて、

とても爽快な気分になることでしょう。
 
 
これらの効果によって、抗うつ剤と同じくらいの

効果が得られることもわかっています。
 
 
 
以上が歩くことによって得られる効果です。
 
 
ぜひ、歩くことを習慣にしてみてください。
 

投稿者: みやじ整骨院