みやじ整骨院コラム

2018.01.15更新

仕事に集中して取り組んでいると、どうしても背中が辛くなってきますよね。

時間とともに筋肉が硬くなってきて、背中がしんどくなり、肩こりや人によっては頭痛、

腰痛に悩まされてくるのではないかと思います。

 

そのような状態だと背中や肩こりが気になって、仕事に集中できず

作業効率が悪くなってしまいます。

 

そんな時はその辺を歩いたりするのがいいのですが、

なかなかそうはいかない人も多いですよね。

その辺を歩いたりする時間も惜しい場合にこのストレッチが効果を発揮します。

 

もしかしたら、中にはこんなストレッチする暇なんてないよ!

とおっしゃる方もいるかもしれんせんね。

 

ですが、無理して続けて効率をどんどん落としてしまうよりも、

ほんの少しの時間を自分の体の為に使ってリフレッシュさせた方が、

作業効率は何倍も上がります。

 

 

背中が痛くなるのはなぜ?

 

背中が痛くなる原因のひとつに肋骨の硬さがあります。

 

なぜ、肋骨が硬くなると背中が辛くなるのでしょうか?

 

上半身の半分以上を占めているのがろっ骨だからです。

これだけでも、ろっ骨が上半身に及ぼす影響が想像つくと思います。

例えば、ろっ骨に数ミリのひびが入っただけで、体を伸ばすことも、

まともに深呼吸することもできなくなります。

 

肋骨の主な役割は心臓と肺を守る事なんですが、

それ以外にも呼吸をするときに呼吸を助ける働きがあります。

 

息を吸う時に肋骨も広がってより効率的に酸素取り込み、

吐くときに肋骨を下げることでより2酸化炭素を大量に吐き出すことが出来ます。

 

ですが、デスクワークをしていると背中が丸まった状態で作業しているわけですから、

それが長時間に及んでくると肋骨はうまく広がることができない状況が続きます。

 

ろっ骨が満足に広がることが出来ない状況が長時間続くと、

ろっ骨はその状態で固まってしまいます。

 

丸い状態で固まってしまうと、今度は肋骨の重さを背中で支えなくてはならなくなります。

作業しながらろっ骨の重さをぶら下げて支えているような状態になってしまうんですね。

 

だから、背中や首が疲れてくるのです。

 

それに加え、ろっ骨を動かなくすることで、酸素を取り込む量を減らしてしまっています。

脳への酸素供給が難しくなってしまい、頭がぼーっとしてきます。

 

 

 

ストレッチのやり方

 

・頭の後ろで手を組む。このとき手首を掴むようにしてください。

・頭を後ろに下げることで上半身を反らす。後頭部で組んだ手を押すようにする。

・左右斜め前、左右斜め後ろと全方向に伸ばしていく。

 

 

そうすることで、ろっ骨全体をストレッチして柔らかくしていきます。

ろっ骨が柔らかくなることで、酸素取り込みやすくなっていきますので、

背中と肩もかなりスッキリし、頭もクリアーになっていきます。

 

デスクワークで背中に痛み、凝りを感じる方は

ぜひ試してみてください。

投稿者: みやじ整骨院