みやじ整骨院コラム

2017.12.25更新

 

しゃがむときって、結構腰に負担が来やすいものです。

とくにそこから立ち上がるときなんかは、結構しんどくなりますね。

 

この時最悪、ぎっくり腰になったりします。

 

本来私たちは、腰に負担のかからない方法を体で知っているはずなのですが、

効率さや手軽さを優先し、痛みがないときは腰への負担を無視してしまいます。

 

そこで、今回は腰に負担のかからないようにする

効果的なしゃがみ方・立ち方について説明していきます。

 

 

しゃがむとき、立ち上がるときに腰を痛める理由

 

 

ぎっくり腰などを起こしてしまうときは、たいてい

しゃがんだ状態から立ち上がるときに発生します。

 

なぜ、そのようなことが起こるかと言いますと、しゃがんだ時、

そこから立ち上がろうとする時の姿勢に原因があります。

 

しゃがむときは頭からしゃがみ、立ち上がる時は頭が最後に持ち上がる

 ほとんどの方は、この方法でしゃがんだり立ったりを行っています。

 

この動作の仕方だと、頭が重りになってテコが働き腰が支点になってしまいます。

 

そして、立ち上がるときの腰に力を集中するように立ち上がるので、

腰への負担がものすごいことになります。

 

それを繰り返すことで、腰を痛め、最悪ぎっくり腰になってしまうのです。

 

 

腰を痛めないために最も大切な準備

 

 

この動作を完璧にこなすためには、準備が大切になります。それは、

 

足を開く事

 

非常に簡単ですが、とっても重要な事なのです。なぜなのか?

 

股関節の動きを大きくすることで、お尻を突き出しやすくする事が可能になる

 

お尻を突き出すことで、腰の骨の関節を密着させて強固にします。

 

 

腰に負担のかからないしゃがみ方、立ち上がり方

 

 

1、しゃがみ方

 

足を開き、お尻を突き出すようにします。そして、足を先に曲げてしゃがみます。

注意!この時、頭を先に下げてはいけません。頭は最後です。

 

2、立ち上がり方

 

まず、足を開きお尻を突き出します。次に胸を張ります。

この準備が出来たら、上に向けてまっすぐ立ち上がることを意識しながら立ち上がります。

この時は、頭はさきに上に行く感じにします。

 

ここで、一番大事なことは胸をしっかり張る事です。

 

これを丸めた状態にしてしまうと、お尻を突き出したとしても立ち上がりにくくなり、

最終的に腰に支点を作ってしまいます。

 

ちなみにこのような姿勢で、しゃがんだり立ったりしていると、ももやお尻に筋肉が付きやすくなり、膝への負担も軽減されます。

 

ちょっとの工夫が、こんなにもいろんなメリットを生み出してくれるんです。やらない手はないですね。

投稿者: みやじ整骨院