「第二の心臓」である「ふくらはぎ」を鍛えて健康になろう!

『milking action(ミルキング・アクション)』という言葉をご存知でしょうか?

 

これは重力の影響で心臓から遠い脚に留まりがちな静脈血を、筋肉のポンプ作用を

利用して心臓に還流させることから、乳搾りに見立てて表現した言葉となります。

 

心臓の動きだけで脚に溜まった静脈血を心臓に戻すのは、

心臓への負担がかなり大きくなります。

 

そこで、心臓に負担をかけずに全身の血流を健全に保つには、全身の筋肉を

上手に使い、血液循環を活性化させることが大切となります。

 

ふくらはぎは、心臓から一番遠くにある大きな筋肉群であるため、筋肉が収縮する際に

力強いポンプ作用となり、血液を送る役割をしてくれることから、「第二の心臓」と呼ばれています。

 

立ち仕事や座りっぱなしの生活が多い現代人には、ウォーキングやジョギングなど

軽い運動を取り入れるだけでもかなりの効果が期待できます。

 

米ハーバード大学の調査でも、『週に2.5時間のウォーキング習慣を続けることで、

平均3~4年寿命が伸びる可能性がある』という結果が発表されています。

 

「筋トレするぞ!」と気負う必要はなく、最初は気分転換のつもりで

毎日30分からでいいので歩かれてみてください。